追記にて本編です
読みにくくてすみません…
サキ：あちー…いつまで続くんだ？この砂漠…
クオ：ずっと先までだよ。まぁ、水もそろそろ底をつくし、
砂漠を抜ける前に死んじゃうかもね、僕たちww
サキ：楽しげに言うことじゃねぇよ！お前は死んでもいいのか！？
クオ：あ、間違えた。死ぬのは僕たちじゃなくて、君だけだったね
サキ：何だよ、それ！！何とかして助けろよ！！仲間だろ！？
クオ：仲間って…無理矢理連れてきたんでしょ？
僕としては、君がいなくなってくれたらもっとマシな人と組み直すよ
短い間だったけど、どうもありがとう
いつその馬鹿が移されるかヒヤヒヤした毎日だったけど楽しかったよ
サキ：お前…そんなこと考えてたのか…。前々から思ってたけど、黒すぎだぞお前！！
てかマジで助けろよ、頼むから！！
クオ：…しょうがないなぁー
サキ：サンキュー！お礼って程じゃないが、砂漠を抜けたら稼いだ金でごちそうな！
クオ：…ごちそう…。じゃあ、涼しくなるように氷で…
サキ：ちょっと待てー！！氷って…お前の出す氷は攻撃魔法だろ！？
確実に俺を殺す気だろ！なぁ、おい！
クオ：何言ってるのさ。心優しい僕がそんなことするわけないじゃない
大丈夫、涼しく快適！あっという間に楽園気分だよww
サキ：冗談に聞こえないんだよ、お前の場合！！
クオ：えぇー？気持ちよくて楽しいのに…
サキ：いや、それはお前が、だろ？俺は絶対苦しいから…
クオ：だから大丈夫って言ってるでしょ。苦しいのはほんの一瞬だよ
サキ：確かにお前なら一瞬だろうな。…だがそういう問題じゃなーい！！
…あぁ、叫び過ぎて疲れた…マジで死ぬかも…
クオ：移動魔法あるけど使う？
サキ：…あるなら始めから使えよ…
クオ：この極限の状況で、君がどれだけ図太く生きられるか見届けたかったんだけど…
ごちそうのこともあるし、君がどうしてもって言うなら特別に魔法を使ってあげるよ
サキ：…オネガイシマス、クオサン…
～終わり～
