久々にタイトルが漢字ではありません。
最近勉強してないので(笑)
さて、進行中の企画について。
只今CV募集中ですが、本日タイトルロゴをUPしました。
素敵なロゴを製作して頂きましたので、
是非サイトに足を運んでみて下さいね。
そして今日は久々に小説を書きます。
過去に行った予告は無視です(爆)
お得意の少年少女シリーズ。
あまり明るくはありません。
そして読みにくいです。
続きよりどうぞ。
最近勉強してないので(笑)
さて、進行中の企画について。
只今CV募集中ですが、本日タイトルロゴをUPしました。
素敵なロゴを製作して頂きましたので、
是非サイトに足を運んでみて下さいね。
そして今日は久々に小説を書きます。
過去に行った予告は無視です(爆)
お得意の少年少女シリーズ。
あまり明るくはありません。
そして読みにくいです。
続きよりどうぞ。
音のない世界も素敵だと思わない?
「騒がしい世界って興味深い話が転がっているけど、好きではないわ」
この世界には面白いから留まっているのであって、決して好きという感情はない。
ベンチに腰掛け、足を小さくぶらつかせながら、少女は言った。
目線はずっと噴水に向けたまま。
この庭を彩る花たちには見向きもせず、ただ透明に輝く水を見つめている。
「僕も、静かな世界の方が好きだよ」
少女の隣に腰掛ける少年が微笑んだ。
「じゃあ貴方は、ずっと此処に留まるしかなさそうね」
一歩外へ踏み出せば、世界はがらりと変わるもの。
「出て行けと言われても、僕は此処にいるよ」
すぐに返事を返した少年に、少女は淡く微笑む。
「言わないわ、貴方に出て行けなんて…」
「例えばの話だよ」
けれど少年の瞳は真剣だった。
「音のない世界って、どう思う?」
いきなり話題を変える少女。
彼女の中で、先程の話は終わったのだ。
彼女ほどではないが、それなりに切り替えの早い少年は、しばし悩んで答えを口にした。
「僕はそこまで静かな世界はいらない。音がないのは無と一緒だから」
無の世界にあっても、君の音を感じることが出来るならば、それも良いかもしれない。
そう少年は笑った。
「有り難う、嬉しいわ。私も、貴方の音は心地よいと思っているから」
でもね、音のない世界…つまり無の世界も魅力的と思う私がいるの。
今度は空を見つめて少女は言う。
「無の中に放り込まれた、人間の未来を見たいのかもしれないわ」
「君の中で、君以外の全ては観察対象でしかないんだね」
面白いか、面白くないか。
興味があるか、興味がないか。
少女は全てをそれらの感情に預けて、今まで生きてきたのだ。
「そうね。その感情こそが私が今も世界に留まる理由だもの」
きっとそれは、この先もずっと変わらない。
でもね…、彼女は続けた。
「私以外の全てが観察対象というわけではないのよ」
淡々としている少女の横で少年は首を傾げる。
少女はクスリと笑みを零した。
「貴方には、そんな感情を向けた覚えがないもの」
出会った時から、私にとって貴方は唯一無二の存在。
「それは光栄だな」
笑顔を向ける少年に、少女は笑い返してから立ち上がった。
「もし…無の世界へ行けるとしたら、一緒に来てくれるかしら?」
当然、と少年は少女の手を取った。
「どこまでも行くよ。僕だけは、君の音を聴けるから。だから…」
無も、何も、怖くない――
あとがき。
意味不明ですみません。
おまけに少し前に書いたものなので、尚更…。
でも好きなんです、このシリーズ。
世界を淡々と見つめる少女と側に寄りそう少年。
他にもいくつかあるので、そのうちUPしていけたら…いいですね。
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